ソウ SAW

2005年12月24日(土)

観る前から怖そうだなーと思っていた作品。

二人の男が、理由も知らずに密室に錠で繋がれている。二人の間には、一人の死体。このシチュエーションで、話は進みます。二人のポケットに入っていたテープを聞くと、それぞれあることを達成しない場合は死ぬことになるというメッセージ。二人の脱出を賭けたサバイバルが始まります。
 密室と二人の生存者、一人の死体。物語の大半はこの空間で完結するのですが、脚本・演出共に非常に優れた映画だと思います。何より、無駄をそぎ落として不要なカットが挟まれないテンポの良さ。この手の映画では、『テンポが良い=スリル、恐怖が増す』感じがします。異常な空間に投げ出された人の異常な心理状態や行動が非常にリアルに表現されていて、すぐにその設定に感情移入できました。
 怖さを増す効果的な表現手法も多く、特にカメラのストロボを焚きながら暗い部屋の中を歩くシーンは、まともに画面を凝視できないくらいの臨場感がありました。

粗筋はシンプルながら、脚本はかなり綿密で、多くの伏線が自然な会話や設定の中に隠れていたりして、最後まで間延びすることなく話が展開するあたりは素晴らしいです。
 そして、登場人物それぞれが怪しい動きをしつつ、最後に登場する真犯人は、(最初になんとなく読めていたとしても)衝撃的な結末と表現するに相応しい内容だと思います。サバイバルの挙げ句、誰かは生き残るのかな?と期待させつつ、結局一人も(おそらく)生き残れなかったであろう事実は、良い意味で後味の悪い結末でした。ハッピーエンドよりもなんぼかマシです。

雰囲気的には、es(エス)が同じような部類に入るような感じがしますが、esは心理描写が卓越しているのに対し、SAWは映像描写が巧みでした。

まぁ、一番怖いのは、クリスマスイブの晩に一人でこんな映画を観ていることなんですが!

ソウ SAW

投稿者 なおか : 19:55 | 6.映画 | コメント (0) | トラックバック (0)

SONY PICTURESは糞です!

2005年12月24日(土)

っていつも思います。SONYは、映画に限らず、音楽もPCも最低ですね。
とりあえず、DVDなのに、冒頭の10分のCMを毎回見ないといけないのはなんとかして欲しいです。DVD再生側でなんとかできるのかな?これ?最初にメニューを出して、CMもそこで見れるようにしてくれれば良いのに。チャプタ移動で飛ばすことも出来ないし。毎回早送りを押し続けないといけないんですよ・・。
 音楽は、例のPCを破壊する悪名高いCDとか。PCは、スペック通りに動かないですぐに壊れるPCとか。

お願いです。SONYだけはホント潰れてください・・・。

一通り毒を吐いてみたところで、カンフーハッスルは、以前劇場で観たときにレビューしてたので、追記してみました。

投稿者 なおか : 01:31 | 6.映画 | コメント (0) | トラックバック (0)

サハラ

2005年7月9日(土)

全く事前情報無く観ました。本当は宇宙戦争を観るつもりだったんですけどね・・。
 観る直前に辛うじて獲た情報は配給元がGAGAということだけ。基本的にGAGAの映画は「良質なB級」の印象が強く、映画の配給元としては一番好きなところなので、それなりに期待することができました。

内容は「アメリカ南北戦争時代の幻の船を捜すうちにドタバタに巻き込まれてゆく」冒険モノ。
 冒頭のシーンから出来や雰囲気がよく、最初からのめりこんで観てしまいました。話のテンポが非常に小気味良く、ワクワクしながら観ることができました。冒頭で出てきた船は、結局最後には見つかるのですが、その船の扱いも良かったです。個人的には、カーチェイスならぬボートチェイスのシーンが良かったです。あと、墜落した飛行機をセーリングで動かすシーンとか。
 もう一つ、音楽のセンスが良い!メインテーマを始め、各所で使われている音楽が渋くて良かったです。音楽は話を綴る上で大切な要素だと思っているので。「タランティーノ並」とまではゆきませんが、効果的にBGMを使っていました。

とにかく出だしから良いテンポで話が進み、エンディングまでテンションの高さを維持したまま「ある意味冒険モノお約束の結末」にたどり着くまで安心して楽しく観れました。最後のオチも明るく楽しく、久しぶりに王道のエンターテイメント映画を観た気分に浸れました!

サハラ −死の砂漠を脱出せよ−
GAGA

投稿者 なおか : 23:59 | 6.映画 | コメント (0) | トラックバック (0)

Shall we ダンス?

2005年5月7日(土)

ちょうどTVで流れていたので、何気なく見ました。
 上映当初から、見る気がサッパリ起きなかった映画。借りて見ようとも思わなかったし。タイトルの『Shall we ダンス?』、「ダンス」だけが片仮名だったのも抵抗がありました。興味もなく、ずっと見ることは無いなと思っていた映画でした。
 なので、真剣に見るつもりもなく、たまっていたメールの整理や明日の準備をしようと思って流していました。だったのですが、最初から最後まで釘付け。面白かったです。そして、キレイだったです。食わずもの嫌いの邦画、見ないともったいないなと思いました。整然と、小気味良く盛り上がってゆく話の展開と、明確に色分けされたそれぞれのシーンの雰囲気が抜群に良かったです。映画全体から出てくるテンポやリズム、雰囲気は、ダンスそのものであった気がします。
 もしかしたら、話題になっている最中に見ていたら、同じような感想は持てなかったかもしれないので、とても良いタイミングで見れて、嬉しかったです。見終わってから、清々しさと綺麗な映像の余韻を楽しむことができました。

投稿者 なおか : 00:07 | 6.映画 | コメント (0) | トラックバック (0)

アトランティス

2005年4月24日(日)

劇場にも観に行ったし、話も映像も好きなのですが、いざレビューを書こうと思うと「まんまラピュタです」としか書けないんですよね・・。ラピュタが無ければもっとヒットしたのでしょうが、そもそもラピュタが無かったらこの映画は無かったでしょうし。でも、海底深くに眠ったとされる「幻の都市」をこんな形で映像化しただけで、個人的には良し、です。

投稿者 なおか : 23:50 | 6.映画 | コメント (0) | トラックバック (0)

12モンキース

2005年4月24日(日)

久しぶりに観ました。個人的には、この映画とスナッチのブラッド・ピットが好きです。基本的にこの人は、喋りかたやイントネーションに個性があるので、捲し立てるるように聞きづらい言葉を喋りまくると、この人にしか出せない雰囲気がジワリと出てきます。その雰囲気やノリがたまりません。ブルース・ウィルスも、この手の役を演じると、とても良い役者だと思います。

話は、最初と最後が繋がるという点ではありきたりな展開ですが、冒頭のシーンまで話を持ってゆく流れは非常にスムーズで、普通に楽しんで観ることができます。一番最初に観たときは、犯人を知って拍子抜けしてしまいましたが、二回目以降はあまり気になりませんでした。
 内容が深くないだけに、ストーリーを追って観るような作品ではないですが、何か作業をしている傍らに流しておくには良い作品だと思います。

投稿者 なおか : 23:50 | 6.映画 | コメント (0) | トラックバック (0)

DVD6作品

2005年4月16日(土)

TSUTAYAにて半額レンタルをやっていたので、調子に乗ってDVDを6本借りてしまいました。もう一度観ようと思っていた作品ばかりですが。
いつ観るつもりなんだろう・・・
『インタビュー・ウィズ・バンパイア』『ロード・オブ・ザ・リング(特別編)』『アトランティス』『スリーピー・ホロウ』『12モンキース』『レジェンド・オブ・メキシコ(デスペラード2)』
ちゃんと全部レビューします。

投稿者 なおか : 23:59 | 6.映画 | コメント (0) | トラックバック (0)

スパイダーマン2

2005年4月16日(土)

前作と同様、面白かったです。
 今回は、主役よりも悪役がとても印象的。誕生シーンから最後まで、自分が作ったキカイに操られる姿がちょっと痛々しかったです。アクションシーンは前作同様躍動感があって観ていて気持ちが良かったです。ヒーローモノって、『ヒーローが強敵と出会って戦い、瀕死にされながらも最後は逆転勝利』みたいな話の流れが多いけど、今回のスパイダーマンは「戦えば強い」けど「心理的に苦しんでいる」姿が巧く描かれていた気がします。
 それにしても、サム・ライミ監督、絶好調ですね。『クイック&デッド』『シンプル・プラン』『ギフト』など、どれも大好きな作品です。『呪怨』はまだ観ていませんが。
 スパイダーマンに関しては、次作もとても楽しみです。

公式

投稿者 なおか : 23:58 | 6.映画 | コメント (0) | トラックバック (0)

スターシップ・トゥルーパーズ2

2005年4月15日(金)

ヒットに便乗した二作目が失敗する典型的な例を見ている感じがしました。
 第一作でみられた登場人物の個性や活き活きとした描写、過激且つシビアな表現がすっかり失われています。際だった登場人物が見えず、役者それぞれがバラバラに個性を振りまこうとしていて、全体的にまとまりがありませんでした。ストーリーの時間軸は前作から続いているのだから、せめて何人かは前作の生き残りを出してほしかったところ。バグの出来だけは前作と同じく良かったのですが、人の寄生する展開はちょっと安直すぎます。そもそも・・・人類が総力を挙げて戦っているのに、この作品は一つの建物の中で、数名の人たちだけで話が完結してしまっているし。
 役者の演技や演出にも前作みたいな緊迫感が無いんですよ!音楽も、有名な火事と消防士が出る映画のパクリにしか思えません。

久しぶりに、『観るんじゃなかった・・』な作品でした。

http://www.sonypictures.jp/movies/ST2/

投稿者 なおか : 00:24 | 6.映画 | コメント (0) | トラックバック (0)

ロング・エンゲージメント

2005年4月10日(日)

もう先週の話になりますが、ようやく観ることができました。普段新作の映画を観るときには、レビュー類は一切読まないようにしているのですが、この作品は、何故か最初からレビューをいくつか読んでいました(多分最初にたまたま読んでしまったので「もーいーや」的になったのだと思いますが)。

 淡々とした流れで話が進んでゆきますが、登場人物の相関関係が明らかになるにつれて事実が見えてくるという話の流れは、とても面白かったです。話題になっていた戦争の描写に関しては、確かに生々しい表現もありましたが、過剰表現は無く、逆に細かい描写にリアリティがあったので、ドキュメンタリーを観ているような客観的な目で観ることができました。この話は戦争が終わったところから始まっているので、戦争シーンが変に目立たずに話に溶け込んでいたところは良かったとおもいます。映像自体、ちょっとくすんだような沈んだ美しさが出ていて、沈美的な表現や作品が好きな自分としては、かなり惹かれるものがありました。全然系統は違うけど、『奇跡の海』を思い出したのはなぜだろう。

 それにしても、主役二人の雰囲気が非常に良かったです。特にギャスパー・ウリエル(男のほう)の雰囲気は、出番は少ないながらも自分の中では作品の雰囲気を決定づける人になっていました。二番煎じの作品が出にくい独特な作品なので、DVDになったら定期的に観る作品になりそうです。

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北村龍平 あと、阿修羅城の瞳

2005年3月15日(火)

日本人監督の中では、好きな人です。
 この人の作品は、独特の臭さがあって、映画というよりも芝居を観る感覚に近いです。といっても、観た作品は『VERSUS』『ALIVE』『あずみ』くらいなんですが。
 その『VERSUS』は、最初に観たとき、それなりに衝撃的で(と言ってもストーリーは今ひとつでしたが)、荒削りな映像ながらも、ライブ感がとても心地よかったです。
 観た作品全般に言えるのは、役者の「止め」が極端にはっきりしていてメリハリがあり、シーン全体も一瞬止まる瞬間があったり、その間合いが個人的に好きなんです。なので、『あずみ2』で監督が替わってしまったのは残念。

そういえば、邦画でもう一つ、『阿修羅城の瞳』が気になっています。原作となる劇団☆新感線の芝居を観ていないのが残念だけど、楽しみにしています。予告を見た限り、舞台の雰囲気に近そうです。これは、劇場に観にゆかねば。

そういえば、大好きな映画の一つに『ムーラン・ルージュ』があるけど、映画の中でも、舞台要素の強い作品が好きなのかもしれないです。

『ロングエンゲージメント』『ビヨンド・ザ・シー』『阿修羅城の瞳』観たい映画がたくさんあります!時間が全然ありませんが。

北村龍平
阿修羅城の瞳

投稿者 なおか : 03:25 | 6.映画 | コメント (0) | トラックバック (0)

サスペクト・ゼロ

2005年2月20日(日)

相方とフッと思い立って見た映画。期待云々というよりも前知識一切無しで観たこともあり、とても面白かったです。

話の展開や雰囲気は全体的に淡々としていながらも、見ていて冷めないのは脚本や演出が良いからだと思います。誇大表現が無いことも、今回の話の内容としてはプラス。
 見どころは、オライアンを演じたベン・キングズレー。不安定な役所ながら過剰表現になりすぎず、きれいに演じていたと思います。とてもひきこまれる演技でした。主役は地味で存在感が薄く、ヒロイン役のキャリー=アン・モス(マトリックスのヒロイン)も、今回のような地味な役の方が非常によく合います。映画全体を通してみても、非常に地味。だけど、地味だからこそリアルでストレートに内容が伝わり、サスペンスとしてとても味のあるものでした。
 ストーリーは、途中から展開が読めてしまいますが、(一般的に映画を面白くさせるための)余計な要素が少なく、特に一番最後のカットは、ここ最近の映画の中でもかなり好きな部類でした。淡々と物語りが幕を閉じ、劇場を出た頃にじわじわと哀しくなってくる作品でした。

いろんなサイトでレビューを見てみたら、結構酷評されています。「セブン」と並べられていたからだと思いますが、「セブン」みたいなエンターテイメント性は薄く、逆に普通にリアリティのある話なので、「セブン」と対比される方がかわいそう。まぁ、レビューで酷評する人は、「レビューで酷評」することが好きな人でしょうから、全然あてにならないですけどね。悪い部分よりも良い部分を語ろうよ、せっかく観たんだからさ。

サスペクト・ゼロ

投稿者 なおか : 23:59 | 6.映画 | コメント (0) | トラックバック (0)

チャップリン

2005年2月16日(水)

今日、会社の同僚とチャップリンの話題が出て、少し盛り上がっていました。

俺はチャップリンが大好きです。むか〜しっから。どれくらい好きかというと、「人生の師」と公言していた時期があったくらい好きです。
 物心ついた頃から見ていたこともあり、単純な喜劇という面を超えて、自分の人格形成においても強い影響を与えてくれている人です。常に周囲を楽しませる気配りを忘れず、自分の作る作品に対しては妥協をせず、信念を曲げず、女癖が悪く(これは違うか・・・)、強い精神力と感受性、哲学を持って生きた姿は、スクリーンを通して見えるもの以上にたくさんのものを教えてくれました。

彼の作品の人気どころとしては、「街の灯」「黄金狂時代」「モダン・タイムズ」「キッド」「独裁者」「ライムライト」等がありますが、一番好きな作品は「ライムライト」です。もはや晩年の作品に近いですが。コメディとしての要素は薄いですが、円熟しきった役者としての表現や例の有名なテーマ曲、温かい、且つ切ない人間関係のドラマとして、これ以上のものはない、と思うくらい人としてのあり方を教えてくれた作品でした。監督、役者、脚本家、作曲家、彼のどの要素を選んでも、とても魅力的です。
 そして、それ以外にも、ここでは書けませんが、自分の内々でのチャップリンに関する様々な思い出があったりします。

というわけで、いつまでたっても色褪せずに大好きな、チャップリンのお話でした。

投稿者 なおか : 02:03 | 6.映画 | コメント (0) | トラックバック (0)

アレキサンダー

2005年2月11日(金)

とても面白かったです。
この手の作品は当たり外れの差が大きいので、期待はしないで観ました。前半の時間軸の移り変わりが激しく、なかなか入り込むことが出来なかったけど、途中からどんどん映画の中に引かれてゆくのを感じました。
世界を制覇した王の生涯をまともに表現しようとはせずに、英雄というよりもむしろ一人の男性として映していたので、共感できる部分が多くありました。
心に響く台詞が多く出てきて、シーンの構成も良く、脚本も良かったと思います。

話自体は、哀しい話に感じました。冒頭から様々な神話上の英雄の話が語られますが、みな悲惨な最期を遂げており、若くして王となったアレキサンダーが世界を手に入れるにつれてそれらの英雄が辿った運命に近づいてくるのが伝わりました。すべてを手に入れている立場にあるはずが、実は何一つ手に入れていなかった点、すべてを手に入れるに従って失うものが増えてゆく流れが解りやすく表現されており、観ていてかなり切なかったです。確固とした目標を持った人とそれに従う人、それらの間の温度差が広がってゆくシーンがとても伝わってきて、苦しくなるシーンもありました。
しかし、最後は歴史上輝かしく刻まれた名声を手に入れたというところで、話がうまく完結したんですけどね。

逆に気に入らなかった点は、大軍同士が対峙するペルシア軍との戦争シーンで、遠景がやたらと砂埃で誤魔化されていた点と、最後の方の映像効果が濃すぎてリアリティが無くなってしまう部分があった点。あと、途中一部シーンの繋ぎがおかしかったです。そこは醒めた。

淡々とストーリーテラーに徹するアンソニー・ホプキンスが素敵でした。

オリバー・ストーン監督と言えば、『ナチュラル・ボーン・キラーズ』くらいしかまともに観たことはありませんでした(ちなみに、この映画は大好きです)。この監督さんは好きなタイプかもしれません。西洋史上最大の版図を手に入れた壮大な話を3時間にうまく凝縮した点は、素直にすごいと思いました。ここまでの内容は期待していなかったので。

ちなみに予告編では『ロング・エンゲージメント』が面白そうでした。これは劇場で観たいです。

アレキサンダー

投稿者 なおか : 04:33 | 6.映画 | コメント (0) | トラックバック (0)

カンフーハッスル

2005年1月29日(土)

カンフーハッスル、観てきました。

普段は期待しないようにして映画を観るタイプだけど、以前少林サッカーを観たときはオープニングでKOされただけに、今回は最初から期待度マックスで観ました。

粗筋はあって無いようなものでしたが、闘いのシーンのエンターテイメント性がかなり高く感じ、とても面白かったです。主役は強すぎてアレでしたが、脇を固めるキャラクターのアクションや技がかなり多彩且つ個性的で、純粋なカンフー映画かどうかは謎でしたが、格好良かったです。キャスティングも一部を除いてかなり個性的で、期待を裏切らない作品でした。

ただし!この作品、周星馳のマスタベに近いので、彼の作品が観たい、という人以外にはちょっと「ハァ?」な内容かもしれません。出来れば彼はは最後までショボい役を通して、個性的な役どころの人達でキめて欲しかったなぁ・・
 あまりに個性的すぎるタランティーノと比較するのもどうかだけど、自分が監督と出演をするときは、脇役で出てるし。ジャッキー・チェン並みに単品で魅せるには、役不足の感があるし。
 マスタベ路線を今後も続けるのであれば、もっと話を練らないと、本人が無個性で外見が無駄に格好いいだけに、白々しくならないとも限らないです。実際、彼の役どころと展開が見えてくるにつれ、少し冷めました。

少林サッカーの面々も随所に顔を出していたけど、今回はあくまでオマケ的な使われ方をされていたのも残念。ファンサービスの隠し味だったんでしょうかね。

上手く路線を作らないと、「面白い!」って言われるのは今作までな気がします。
 型破りなカンフー(というイメージ)の描写が斬新で面白く、且つ随所に登場する笑わせ要素の独特の寒さとシュールさが好きな監督さんなので、次も期待したいです。

ちなみに予告では、大好きな役者ケヴィン・スペイシーの主演作『ビヨンドtheシー』(この邦題の付け方は理解に苦しむけど)が、よさげな感じがしました。アレキサンダーは、ネタ的には俺は大好きなんですが・・、ちょっと微妙かもです。
 むしろそれより『LotR王の帰還 スペシャル・エクステンデッド・エディション』は観にいかないといけないなー、と思っていたりします。王の帰還は、結局一回しか劇場で観れなかったし。

投稿者 なおか : 23:59 | 6.映画 | コメント (2) | トラックバック (0)

改めてDVDで観てみると、劇場で観たときとはまた違った印象を受けるのが面白いです。
 周星馳、格好良かったです。それぞれのキャラクターも、細部まで観察すると芸が細かかったり。言葉をしゃべれない女の子との再会シーンは、結構泣けます。あと、冒頭の斧頭会のダンスシーンもかっこいい!配役も、よくここまで個性的な役者を集めたなぁと、感嘆するばかり。ホントに、役者一人一人を見ているだけでも飽きません。
 少林サッカーも何度も観たけれど、この人の作品は、何度観ても壮快で楽しめます。

素朴な(というか、恐ろしく単純明快な)ヒーローものらしく、泣きどころもキメどころも王道を突っ走っていて、いつでも安心して観れる作品。

投稿者 なおか : 2005年12月24日 01:14

ハウルの動く城

2004年12月12日(日)

今日は、夜が明けてから眠りについたので、午後3時頃に起きるという不規則極まりない目覚めとなりました。こんな時間に起きると何もかもが中途半端で、気怠さ以外の何も感じませんでした。
とりあえず、ハウルの動く城を見に行く予定にしていたので、それまではマッタリとした休日を過ごしてました。

夜になり、レイトショーでハウルの動く城を見に行ってきました。
感想としては、前半は、なんか焦点の合わないストーリー展開で「あれっ?」って感じがしたけど、後半は無難にまとめたなぁと。前半は、ストーリーの展開がやや強引に感じたり、展開に矛盾があったりもしたり、ラストに魔法使いサマリンが言う台詞も白々しい以外のなにものでもなく、あれらさえなければきれいにまとまったのになー、って思います。
見た目も音楽も宮崎アニメを継承したもので、独特の雰囲気を持つ自然風景の描写やメカニックなデザインは、この人しか表現出来ないだろうなぁ、って改めて思いました。この人の映画の描写には、少なからず笑ってしまうものがあるけど、今回はその意味では笑いが出るものはなかったのが残念。自分の中ではラピュタとトトロが秀逸だっただけにね。

今日は、かなり自堕落な一日を送ってしまった。明日は家事に励まないと!

投稿者 なおか : 03:18 | 6.映画 | コメント (4) | トラックバック (0)

TROYとタイタニック

2004年6月27日(日)

昨日、「TROY」観てきました!

話のテーマとか、かなり俺好みだったりして、前々から気になってたので、観れて良かったです。

奈良の映画館に行ったんだけど、音響設備は最低でした・・・。前からしか音出てないし・・・。

で、TROYは、話の素材はすごく良いのに、無駄なラブシーンや女声音楽の乱用があった時点で、脚本と音楽にかなり減点。あと、表現手法やカメラワークとかも某大作映画の二番煎じだし、うーん・・・ビミョウ・・・って思いました。無駄に金かけてるのもよく分かるし、まさに「陳腐なハリウッド映画の見本」な感じが。

そして、考えてみたら、ありました!似たような映画。「タイタニック」ってまさにソレね。今回と当てはまるかなー。タイタニックも、テーマや船が沈む描写とかは本当に凄くて、俺も沈む姿見てたら泣いたくらいなんだけど、それ以外がダメダメ。あんな映画に童顔で頭悪そうな主役立てたりしちゃだめです(売れてる役者だけど)。無駄に壮大っぽい曲を主題歌にしちゃだめです(売れた曲だけど)。もっとタイタニック全体に焦点を当ててくれたほうが良かったんですけどね。

それでも、TROYは良かったです。何がって、ブラッド・ピットが。この人は、着実に渋い俳優になってきてることを改めて実感。独特の動きと独特な英語のイントネーションが抜群に良い雰囲気を出してました。今までの出演作では、「スナッチ」が一番のお気に入りだけど、今回のアキレス役も良かったです。この人は、10年20年先もスクリーンにいて欲しいですね。男目から見ても、素直にカッコイイって思える人な気がします。
それ以外のキャスティングも、LotRでは一番好きだっただけに、そのイメージを引きずってしか見ることの出来ないオーランド以外はとても良かったと思います。特に、ヘクトルの役は良かったかな。
全体的な描写も良かったですね。この映画を表現する上で難しかったのが「トロイの木馬」と「アキレス腱」だったんじゃないかな、って思ったけど、どっちも自然に無理なく表現されていて、安心して観れました。

まぁ、こうやって書いていても、総評としてはやっぱりビミョウなんですが、お金がかかってるだけで内容はチープなハリウッド映画が好きな方、ブラッド・ピットが好きな方、古代ギリシアや歴史的なエピソードに魅力を感じる方は、楽しく観れると思います。

TROY

投稿者 なおか : 22:22 | 6.映画 | コメント (0) | トラックバック (0)

イノセンス

2004年4月4日(日)

今日、ようやく『イノセンス』観てきました。

押井守のつくる世界は、今まで以上に繊細な表現になってきていて、素晴らしかったです。出だしから美しい映像と音の世界に入り込んでしまいました。

俺は原作は読んだことなく、前作『甲殻機動隊』は何度か観ていたけど、初めて観る人でもすんなり理解できるシンプルなお話。でも、会話の一つ一つは例のごとく難解で、聖書や詩篇からの引用が多く、抵抗がある人は抵抗あるかも。
でも、この世界観を描写できるのは、世界中でもこの人に勝る人はいないだろうな、きっと。アニメでありながら、アニメの枠を完全に超えた感じがして、近未来(今はもう大分古い単語になってしまったけど)をとても抽象的に見せてくれました。

粗筋や話の組み立てや本質自体は恐ろしく単純で、ぶっちゃけ映画に出来るような代物ではないくらいなのに、頭に入ってくる映像や音や台詞は非常に難解で抽象的なあたりが、クラシック音楽のオーケストラを聴いているような感じがして、心地よかったです。

話云々よりも、雰囲気を楽しむ作品として、とても良かったな〜。

というわけで、甲殻機動隊を始め、押井守の作品に抵抗のない人や、近未来SFの日本的(アジア的)な描写に触れてみたい人は、是非観てみることをオススメしますよ。

映画のレビューっぽくしたいんだけど、ネタバレは嫌いなので、このへんで。

投稿者 なおか : 23:18 | 6.映画 | コメント (0) | トラックバック (0)

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