存在することの意義。
2005年4月3日(日)
先日スキーに行った時、自分の目の前で女性が激しく転倒し、足を押さえて苦しがっていました。相方が医者なので「診てあげたら?」と言いましたが、その場は対処のしようがなかったので、一声かけるのが精一杯でした。
一緒に食事をしていたときに丁度その話になりました。相方は医療の現場で様々な体験をしています。怪我や病気、人の死に至るまでを見るのが仕事なので。
病院内での仕事が重要なのはもちろんですが、人体に関して一般の人よりも深い知識を持つ職種なので、本当にその職としての力を発揮できるのはむしろ日常生活の場においてという気がします。
そもそも人の感覚はいい加減なものです。痛みなどはその場の雰囲気や環境にある程度左右されると思います。スキー場で転倒していた人も、もしかしたら「私医者なので、診せてください」と声をかけていたら、例え適切な処置が施せなかったとしても、当人にとっては精神的に苦痛を和らげることができたのではないかと思いました。緊急の場では、「処置をする」よりもむしろ「医者である」という事実そのものがその役割を果たすのではないかと思ったりもしました。
なので、食事をしながらそんな話をして、次相方と行動を共にしているときに何らかの事故に遭遇したら、迷わずに診るように言おうと思いました。俺は手伝い以外は何もできないですけど。
投稿者 なおか : 23:59 | 1.めいん



