日本の色 −比叡山延暦寺−

2005年4月28日(木)

------------4月24日の手記------------

4月に入ってから、休日は殆ど引き籠もっていました。でも、あまり引き籠もりすぎると、只でさえ最近会社にいて精神的に滅入ってしまっているだけに、今日は外出しようと決めました。行ってみたいところはたくさんあるので、いざ外出しようと決めたら、選択肢には困りません。基本的に一人では遠出出来ないタイプなのですが、今日は意を決して(というほど大げさなものではないですが)比叡山まで足を運んできました。
 小旅行のつもりだったのですが、比叡山坂本駅まで1時間強。通勤時間と殆ど変わらないので、旅行気分は少ないです。比叡山坂本駅からケーブル坂本駅までバスで行き、そこからケーブルカーで延暦寺まで行きました。しかし、誤算だったのは帰りの時間で、下りのケーブルカーの最終が17時半。到着してから一時間余の滞在時間しか許されませんでした。思いつきで出かけただけに、時間の計算もかなりいい加減。

坂本の街並みが既にとても良い雰囲気で、目的の延暦寺到着前から非常に楽しみでした。その延暦寺は、山の上に位置するだけあり、空気もとてもキレイ。道端の木々を眺めながら、のんびりと散策しました。比叡山から見下ろす琵琶湖畔の風景も、素晴らしかったです。
 時間の関係で、足を伸ばせたのは根本中堂と東塔のみ。根本中堂は、広々とした敷地内に位置する比叡山の総本堂。外観は年季の入った色褪せ方をしていて、立派な佇まいでした。休日ながら人が少なく(時間が遅かったせいもありますが)、のんびりと見て回ることができました。東塔は、根本中堂とは異なり朱の色が鮮やかでした。宮島でも感じたことですが、この色がとても好きです。朱色と白の壁、周囲の緑、そして青い空のバランスが美しく、自分の中での「日本の色」はこの雰囲気だと改めて実感しました。朱に塗られた建築物は珍しくはありませんが、場所によって微妙に色合いや鮮やかさが違います。宮島と延暦寺の朱は、今まで見た中では特に印象的でした。もちろん、周囲の景色や雰囲気にも左右されるものだとは思いますが。

帰りは、電車の時間に余裕があったので、ケーブル坂本駅から比叡山坂本駅まで歩いて帰りました。坂本の街並みを見ながら帰ったわけですが、ここ一帯を通して静かで整った街並みになっていて、道端を歩いているだけでも感じるものが多かったです。

強いて気に入らない点を挙げるとしたら、ケーブルカーの駅が『モダンな洋風の建築』を謳っていたこと。周囲の雰囲気にとけ込めず、場違いな駅でした。わざわざお金をかけてこんなもの造らなくてもいいのに・・、と思いました。

結局、短い滞在時間でしたが、あまり短さを感じることなくのんびりできました。人が余りにも少ない観光地もどうかと思いますが、良い眺めを独占できるのも、良いものです。気に入ったので、次回は西塔を目指してまた訪れることにします。

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写真を更新しました。

投稿者 なおか : 03:32 | 9.旅行・名勝、史跡など

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