サスペクト・ゼロ
2005年2月20日(日)
相方とフッと思い立って見た映画。期待云々というよりも前知識一切無しで観たこともあり、とても面白かったです。
話の展開や雰囲気は全体的に淡々としていながらも、見ていて冷めないのは脚本や演出が良いからだと思います。誇大表現が無いことも、今回の話の内容としてはプラス。
見どころは、オライアンを演じたベン・キングズレー。不安定な役所ながら過剰表現になりすぎず、きれいに演じていたと思います。とてもひきこまれる演技でした。主役は地味で存在感が薄く、ヒロイン役のキャリー=アン・モス(マトリックスのヒロイン)も、今回のような地味な役の方が非常によく合います。映画全体を通してみても、非常に地味。だけど、地味だからこそリアルでストレートに内容が伝わり、サスペンスとしてとても味のあるものでした。
ストーリーは、途中から展開が読めてしまいますが、(一般的に映画を面白くさせるための)余計な要素が少なく、特に一番最後のカットは、ここ最近の映画の中でもかなり好きな部類でした。淡々と物語りが幕を閉じ、劇場を出た頃にじわじわと哀しくなってくる作品でした。
いろんなサイトでレビューを見てみたら、結構酷評されています。「セブン」と並べられていたからだと思いますが、「セブン」みたいなエンターテイメント性は薄く、逆に普通にリアリティのある話なので、「セブン」と対比される方がかわいそう。まぁ、レビューで酷評する人は、「レビューで酷評」することが好きな人でしょうから、全然あてにならないですけどね。悪い部分よりも良い部分を語ろうよ、せっかく観たんだからさ。
サスペクト・ゼロ
投稿者 なおか : 23:59 | 6.映画



