ボウビロク

2004年12月27日(月)

12月25日のブログに『防備録』という単語を使いました。
防備録とは、大切な事柄などを、忘れたときのために備えて、書きとめておくメモのことです。
防備録は大切です。仕事などでは特に大切です。
防備録の大切さは、宮崎の会社にいた頃の上司の人がよく口にされていて、『ボウビロク』という言葉も初めて覚えました。

ところで、今日、仕事で防備録として使っているファイルを同期のコピーライターYさんに見られ、「ボウビロクとして使っているんですよー」みたいなことを言いました。そこから少し会話が続いたんですが、最後にYさんが一言「ところで、それってボウビロクじゃなくてビボウロクなんじゃない?」
 内心「しまった!」と思い、その場で防備録(これしか変換ができなかったので)をググってみると、大量に検索に引っかかるではないですか。次に、辞書で防備録を検索してみると、ヒット無し。ビボウロクを変換してみると『備忘録』と出たので、辞書を引くと、まさにその通りの答えが表示されました。

防備=外敵や災害に対してそなえをすること。また、そのそなえ。

落ち着いて漢字の意味を考えれば、不思議に思いそうなのに、気にも留めていなかった自分が恥ずかしくなり、Yさんには「Blogで訂正文を書きます」と言っておきました。

自分を含め、防備録と勘違いしている人のなんて多いことでしょう。自分の場合は、他人から「ボウビロク」という言葉を言われ、自然と脳内で「防備録」に変換していたわけで、ちっとも不思議に思わなかったんですよね・・・。

ちなみに、後になって、もう少し詳しく「防備録」について調べてみたのですが、「忘備録」という使い方は慣用的にはされているそうです。但し、あくまで「備忘録」という単語あってのことで、正確な日本語ではないみたいです。というわけで、前の会社の上司が「ボウビロク」と言ったのはあながち間違いではなく、それを『防備録』としてイメージしていた自分が一番間抜けだったわけです。

普段から周囲に対し、日本語の使い方の誤りを指摘したりする自分がいるんですが、こんなところでミスしているようでは、百年早いと言われても仕方ないと思いました。あぁ恥ずかしい。

しかしながら、こういったミスが生じるのが日本語の面白いところだなぁと思い、改めて日本語が好きになりました。
これから更に精進するようにします。

投稿者 なおか : 22:09 | 1.めいん

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