帰省と法事
2006年04月18日
この土日は、実家で法事があったので帰省していました。
土曜日は、友人と会い、のんびりしたり買い物をした後に妹夫婦(+1名)と合流。妹夫婦は新婚旅行へ行くとのことで、大阪に泊まっていました。軽くお酒を飲んだ後、その足で帰省。
日曜日は、少し掃除の手伝いをしたりしたあとで、法事となりました。祖母の三回忌と祖父の一回忌が同時に行われ、15名近くの親族が集まりました。実家でお経をあげて住職と少し話をした後、菩提寺である源長院へ。ウチの家とは深い付き合いのあるお寺なのですが、去年から建て直しを行っており、久しぶりに来てみたら立派な本堂がほぼ完成した状態になっていました。中に入るとまだ新しい木の香りと立派な柱が目に付き、今後何世にも渡って私たちの家を守ってくれる立派な建物として目に映りました。本堂の鬼瓦が立派で、本当に鬼の角が生えていて、非常に禍々しい感じが漂っていて良かったです。
今回の建て直しで、松島十湖の資料室も本堂内部に作られるそうです(11月3日までには完成するとのこと)。源長院には十湖にまつわる様々な資料が残っているのですが、今回来てみたらまた新しい品々が出てきており、みんなであーだこーだ言いながら雑談を交わしていました。私個人的にも興味のある資料が多く、ゴールデンウィークに帰省した時には写真を撮りに行こうと思っています。展示されてしまったら中々出せないでしょうし。
そういえば、実家にも新しい掛け軸が増えており、これは十湖が達磨忌に詠んだものでした(写真中央)。
毎度のことですが、このような法事や催しがあると、親族が全員一同に会すという非常に貴重な時間を過ごすことができます。今回の法事の後も例によって飲みながら、いろいろと非常にためになる会話を聞くことができました。
最近、私自身の将来をいろいろと考えているのですが、過去から受け継がれてきたものを守りながら未来へ繋ぐことが、私に課せられた役割の一つだと思うようになってきました。もちろん、私個人としてはまた個人としての思惑や考えもあるのですけど。30を過ぎてから、なんとなくこのようなことをよく考えるようになりました。そろそろ、そんな時期なのかもしれませんね。
昔はそんなこと思ってもみなかったのに。
#今の日本では、現世利益という名の下に先祖や子孫をないがしろにしてしまい、日本が長年かけて築いてきた平和や文化を壊しかねない思想が幅をきかせています(表向きはその逆を謳っていたりしますが)。現代の価値観からすれば、昔よりも将来よりも今の自分の人生を、という考え方もあるのかもしれませんが、私はそのような価値観を受け入れることは出来ない(謂わば古いタイプの)人間なのだろうと最近気付きました。確かに合理的では無いのですが、そもそも文化や伝統は非合理的なところから生まれると思っているので、これからもそれらを大切にしたいと思っています。
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