日本の情緒
2004年07月14日
今年に入ってから祖母が他界していて、本日が初盆でした。
仕事が忙しくてWebのボスには申し訳なかったんだけど、実家へ帰省。
地元浜松の初盆には、遠州大念佛という行事があります。これは、昔から続いている伝統的な行事で、今年は実家も呼ぶことにしたので、楽しみにしてました。まぁ、詳細は詳しいサイトを見てください。写真もちゃんと撮れてたらアップします。
俺は、以前まで日本人の土着性、というか、村社会的な風習がすごく苦手だったんだけど、最近いろいろと思うことがあり、そうでもなくなってきました。
今日、大念仏が去った後、隣保の人たちの一人が、送り火を焚いて最後に竹をはざした時に、一言「これで黄泉の国へ言ってしまったなぁ」って呟いてました。
良くも悪くも村社会的な雰囲気があるんだけど、この瞬間に感じた情緒って日本人にしか理解できないんだろうなと感じました。
なんかね、人が死んでから四十九日が過ぎてお盆に来るまで何かと手を貸してくれたり、お盆の日にも何十人って人が集まってくれたりすれば、(俺は死後の世界とか心の底からどうでもいいんだけど)祖母も幸せだろうなぁ、って感じたんです。
俺は、土着性とかそういうシガラミが嫌で、ずっと地元から離れて東京や宮崎、奈良とかで生活しているけど、地元から離れる時間が長くなるほど、こういった地元への執着心が生まれて来るのが不思議です。
俺も歳をとったのかなぁ・・・。
他界後大分日が経っているのに、大勢の人たちに送り出される祖母の姿を思い浮かべたり、送り火の竹の破裂音を聞いたりしてたら、本当に泣けてきました。
紛れも無い日本の情緒であり、この風景が心に染みることが日本人であることの証な気がします。ちょっと言い過ぎかもしれませんが。
なおか :: japanese history and culture :: 23:59 :: Permalink





