浜響演奏会にて。
2004年03月08日
今年になって音楽関係の演奏会に3回程行きました。
一回目は1月6日に行われた浜松フィルハーモニー管弦楽団(浜松フィル)の演奏会で、曲目の目玉はなんと言っても俺が幼少よりずっと大好きなドヴォルザークの『チェロ協奏曲 ロ短調 OP104』。チェロの山崎伸子も良かったけど、浜松フィルの演奏がとても良く、楽曲の大半を諳んじてることもあって、今でももう一回聞きたいなぁ・・・って思うくらい良い演奏会でした。
二回目はハンガリー国立ブダペスト・オペレッタ劇場による『メリー・ウィドウ』。オペレッタなるものの存在も知らず、予備知識も何も無く行ったんだけど、余りの面白さにかなり興奮しました。芝居とオペラとクラシックが高いレベルで融合されてて、でもオペラ特有の硬さや暗さは無く、とにかく明るくノリ良く冗談も満載。出演者のサービス精神も旺盛で、本当に楽しい時間が過ごせました。こういうタイプの作品なら若い世代も抵抗無く見れるんじゃないかなぁ、って思って客席を見渡したら、若い世代の人がたくさんいました。
そして今日、浜松交響楽団の定期演奏会に行ってきました。曲目はブラームスとバッハ、メインはパガニーニの『ヴァイオリン協奏曲第一番』。ヴァイオリンのソリストとして竹内愛。なんと、現役の高校生です。浜響の演奏は・・・及第点には達しない程度のものでしたが、このソリストはとても良かったです。女性的な伸びのある繊細な演奏で、ヴァイオリンってこんなに多彩な音が出るのか!といつもオケの一部としてしか聞いたことの無かった俺にとっては衝撃的でした。パガニーニってCDとかで聞くと今ひとつパッとした印象が無くて、というか曲が難解で。でも、生で演奏を聞くと、最早まったく違った曲に聞こえます。まぁ、録音された音を安物のスピーカーで聞いてるだけなので、当然といえば当然か。
とまぁ、ここまでは前振りです。
パガニーニの間は曲に集中してたから意識してなかったんだけど、演奏中妙に椅子が揺れるなぁ、って思ってたんです。で、休憩時間をはさんで後半になってようやく気付きました。隣の席の人の貧乏ゆすり!座席は全部繋がってるから、振動が伝わって来てたんですよ。一度気になってしまうともうだめで、気になりだすと演奏中の咳払いとか、隣の人から不快な要素がどんどん臭ってきて、演奏内容すっかり忘れてしまいました。
俺は基本的にいい加減な人間なので、マナーとか決まりとかそんな気にしないんだけど、こんなときは「それだけは絶対やっちゃだめだろ!」って思ってしまいます。大分年のいってる人だったから、育ちが悪かったんだろうなぁ、って思ったりしてました。
まぁ、全体的にパンフレットのカサカサする音とか雑音の多い演奏会でしたが、もう少し集中したかったです。途中で注意しようとしたけど、演奏中だしと思って足を踏むだけにしておきました。踏んでもまだ続けてたけど。
そのおっさんは結局、演奏が終了した瞬間思いっきり拍手をして、アンコールも聞かずに外に出ていきました。貧乏ゆすりの振動は俺の隣にまで伝わってたみたいで、迷惑だから来なければいいのに、って話を後でしました。
今こうやって文章を入力していても、今日の演奏会の感想は「不快」が第一でした。他人の振り見て我が振り直せ。多分俺も、気付かず周囲を不快にしていることとかあるんだろうなぁ。今日の出来事は反面教師として、今後の自分に活かしたいと思います。
みんなも、足を踏まれないようにね。
あ、そうだ。ここに挙げた演奏会は、全てアクトシティ浜松にて行われました。この施設はバブルの終わりころにできた複合型の施設なんだけど、ホールがとても立派です。浜松は音楽の街と呼ばれ(てるのかな?)、地元の企業としてもヤマハ、カワイ、ローランド(工場・研究所)等があります。今日行った浜響も、演奏力はともかく、アマチュアオーケストラとしては規模がとても大きいです。今後も音楽の街として良い文化に触れられますように。
なおか :: music :: 10:41 :: Permalink





